最近、井上(仮)*1氏の記事が発端なのかあちこちでゲーム中の敵のデータ操作について書かれている。これはこれで大変興味深く読んでいるのだけど、ふと気になることが出てきた。
現在のわしのバランス取りは、D&D3eの場合は完全にCR(脅威度)依存で、『PCに合わせたCRでモンスター配置してるからPC死んでもしらねぇー』ってモノ。また、FEARのゲームの場合は、CRに当たるモノが無いし、そもそもモンスターデータが無いモノや有っても数が少ないモノばかりなので、『PCと同じ経験点(か敵の人数減らして若干多めの経験点)で敵も作ってあるからPC死んでもしらねぇー』ってモノである。
ま、このやり方が正しいかどうかはともかくとして、わしがGMやる場合においてはそういう基準で敵のデータを組んでることは言っているつもりである。だから、アルシャードとかブレカナとかは、その手の基準外であるボス特技(正式名称は違うかも)とかがあると非常にやりづらい(^^;
で思ったんだけど、「わしって昔からそんなに細かくバランス取ること考えてGMやってたか?」良くも悪くももっとテキトーに敵のデータとか決めてたような気がする(^^;;わしの場合はゲーム環境って基本的にシミュ研だけの固定環境だったから、そりゃー昔だって事前にPCデータをコピーとかでもらって、ボスとPCのパーティで模擬戦やってバランス確認してるって言うヤツもいたけど、わしはやってないしなぁー。にも関わらず、現在は指針がないとボスデータ作りづらくて、昔は気にしなかったってーのは堕落なのか?
もう1つ。わしの場合で言えば『システム上の指針に則ってボスのデータを作るってー行為』は、PCが死亡した場合の単なる言い訳のためにのみ存在してるのか?だとすると、わしのバランス感覚が悪くなってるのか?*2
そこで、この際わしのレベルは変化してない*3と仮定してみる(笑)その場合、なにが変化したか考えるとPLのPCの死に対する考えなんじゃないだろうか?
昔だって、PCの死を歓迎する人は居なかったが、クリティカル等による事故死やボス戦での死亡*4なんかは極普通に受け入れられた。しかし、今はGMもPLもPCの死を(わしに言わせれば)極端に嫌がる傾向があるように思う。
しかも、強すぎる敵を出すと「敗戦ムード」になってくるとやる気まで無くなって来る。かと言って、ボスが弱いと「ボス弱すぎー*5」とか言い出す始末。と、なればバランスはよりシビアに取る必要が出て来るってこと?そりゃーGMみんな苦労するわなぁー(^^;;*6
ボス戦の最中にデータいじるGMがいるのも分かるような気がしてきた(笑)
こう考えるとなんだね、単に『データをいじるのは是か非か』って問題でもないような気がする。環境や、メインでやってるシステムなんかも関係有るんじゃないかねぇー。