電撃の新刊その2(笑
「電撃で、賞を取ったやつに当たり無し」なんて言葉もあるが(笑)これは、電撃ゲーム小説大賞<選考委員奨励賞>なんて中途半端な賞を取った作品。
「妖怪がらみ専門の逃がし屋の結界師」ってーのが主人公。逃がす本人に妖怪のことを知らせずに妖怪*1の隠れ里から逃がすって話なんだが、プロローグ終わって本編に入った辺りでもー先の展開がバレバレなのがちょっとなぁ〜って感じ。読むのが辛い文章ではないのだが、配置されているネタがことごとくベタで驚きが全くない。
主人公の逆貫絵馬が隻腕なのがちょっと珍しいので、その関係でなんか見せてくれるかと多少は期待していたのだが、本編に全く関係なしヽ(´ー`)ノ単にインパクトか他で見たこと無い記号を出しただけにしか見えない。個人的には、隻腕でネクタイ締めたり、普通に自動車運転したりしてることに非常に違和感が有って気になったが、その辺を気にしないならまあー標準かな?エンディングでメイドも固定化(笑)してるのでキャッチーさは押さえたが続編出てももー読まないな……
*1:鬼