D&D3.5e日本語版PHBが発売されました。んで、以前から予定していた『D&D3.5e日本語版発売記念企画』を実施。DMは、速攻でruwind氏に押しつけたまでは良かったのだが、なぜか15Lvでとか言いやがる（笑）「え〜っと、あなたは今までのDMやった最高レベル以上でテストプレイをする気なのか！？」とも思ったが、PHBオンリー環境の予定だったし、変化の有ったコアクラスの高レベルを見てこその企画なのでスルー。
しかし、直前になって「WoCで公開された10Lvシナリオ面白そうなんでそっちにしまーす」と『TO QUELL THE RISING STORM』になる。
と、言うわけで以下は公式ページのFree Adventure（だと思う）『TO QUELL THE RISING STORM』のネタバレを含むので注意。
ハーヴェイ・ダンカン（ファイター10Lv：ドワーフ/NG/HP122/AC28） 坪倉くん
「普通に作っても芸がないので２人でスパイクド・チェイン使いになろう！」と、言うわしの誘いに乗ったこと以外は至って普通のファイター。一応、3.5だとドワーフが重装鎧を着ても移動力が落ちなくなったってことでドワーフ（笑
ドルバッグ（ドルイド10Lv：人間/TN/HP67/AC22）amon氏
ヒーラーが必要じゃーってことで、ドルイドでもお供のくまとかも居たんだが、あまり出番が無いどころかダンジョンの入口が絶壁でくま登れず……ダンジョンの外でおるすばん……ちょっとかわいそうだった。
シグナム・ランカスター（ローグ10Lv：人間/CG/HP74/AC23）わし
とりあえず、企画は
１．良い気になって急所突きまくり。
２．良い気になって《身かわし》しまくり。
３．へっぽこローグのruwind氏に本物のローグを見せてやるっ！
って感じ。ええ、まあほとんど出来なかったわけですが……＿|￣|○
ジョン・スミス（仮）（ソーサラー10Lv：人間/NPC）
この日のMVP（笑）
「やっぱ、４人用シナリオだしNPCでもいるかー？」って話になって、足りない秘術魔法分をNPCソーサラーで補う。Feat監修が〜じるで、が〜じるチューン仕様。当たり前の用に《呪文熟練[力術]》《上級呪文熟練[力術]》《呪文威力強化》などを取らせ、クローク・オブ・カリスマ+6を購入させ、大砲装備完了。
シナリオは、貴族が最近隣のイーブンフォールと言う街で起きた戦争に関する資料（遺品とか戦闘時に使用された地図など）を集めて欲しいと、我々10Lvパーティにお使いのような仕事を頼んで来るので、ハーヴェイ（坪倉くん）と２人で（なにか貴族が裏で画策してるんじゃないかと思い）小一時間問いつめる（笑）
実は、貴族がなにかを企んでいる訳ではなく（苦笑）ただ単に、最近イーブンフォールの付近は悪いノールや悪いソーサラー”デラ・モーア・ベルシャイン”が悪いことをしていて危険だと言うことで我々が選ばれたらしいことが分かる。「なら最初からそー言えよ！」と仕事を受けてイーブンフォールへ。
イーブンフォールへ着くと、「エール１杯 2gp」とかすげー金額を吹っかけられて、「どこのボッタクリバーだよ！！」って問いつめると、付近の畑が荒らされた上に、今もノールに襲われ続けていて数十人の村人が食うにも困っているとか（＾＾；；；
で、なんやかんやで村人を説得し、もー食うに困る村なら捨ててしまえーと言って、移住するなら護衛をすると約束し、最初の貴族がいた大都市まで護衛することになる*1。
が、流石にシナリオがそんな話の訳もなく（笑）DMのテコ入れで、街から「ノール＆ソーサラー討伐の依頼」が来て、正規のルート（？）に強引に戻される。まあ、言い訳さえあればゴネる理由も無いので話に乗る*2。
改めて”悪の凄腕ソーサラー”デラ・モーア・ベルシャインについて調べると、元々山賊みたいデラ・モーアの一味を戦争の時に今までの罪をチャラにする約束で戦力として使った。結果、デラ・モーアの一味の力もあり隣国の軍隊を撃退することに成功するが、一味もデラ・モーアを残して殺されてしまう。本来、戦争で死んだ兵士の家族には報奨金が支払われるが、一味の連中は家族もなく、唯一生き残ったデラ・モーアは「自分が家族だ」と主張するも通らず（まー当たり前か）１人分の恩賞を与えられ放り出される。これを逆恨みしたデラ・モーアが付近に住んでいたノールやジャイアントをまとめあげイーブンフォールを襲っていることが分かった*3。
しばらくすると、ノールが索敵のためか？イーブンフォールの様子を窺っていたので、偵察隊を瞬殺。その後、村のハンターに足跡を追跡させると、村から少し離れた所でノール・シャーマンに率いられた５匹ほどの部隊二つがにらみ合い、シャーマン同士がイーブンフォールの利権について口論しているのを発見。
で、作戦。
DMにノールの位置を教えて貰うとFBエリアに全部入るので、シグナム（わし）がノールの反対側に回り込んだら、重砲支援（威力強化ファイアーボール）するようにジョンに命令。射撃と同時に、シグナムとハーヴェイで残敵掃討する計画。
FB発射！10d6で47（ダイス係ruwind氏）1.5倍で全ノールに70ダメ（笑）
当然ノール如きに、FB用チューンされたソーサラーのFBを避けられる訳もなく全滅。一匹も残らなかったので、ノールのアイテムから探れるコトもあるかと調査しようと近づくと、遠くの山から呪文（コール・ライトニング？）で範囲攻撃。敵までの距離700ft！我々、近接アタッカーでは届かないので、まずターゲティングされないように隠れた上で、ジョンに再度重砲支援を命令！DMのruwind氏は命令に驚いていたが、が〜じる脳は700ftならこのレベルのFBは届くと判断！*4そして、敵沈黙（笑）
と、言うわけでFB２発で中ボス沈黙したらしー。
そして、中ボスの死体を確認しに行くとその向こうに「崖と天然の洞窟らしい穴」を発見。「登はんなんて技能振ってねぇーよ」などと言いつつなんとか、敵の本拠地らしき穴を見つける。が、この穴崖を登った上でないと侵入出来ないため、やむなくドルバッグの相棒のくま（そーいや名前聞いてないな（＾＾；；）を置いてゆくことにする。
まー悪いヤツの本拠地なんで、そんな入りやすいとこに作るのもなんなんだけど、公式のシナリオでPCの能力を一方的に阻害するようなギミックがあるのはどうかと思ったヽ(´ー｀)ノ
内部は、シグナム（わし）が＜隠れ身＞＆＜忍び歩き＞で先行して調査し、不意打ち出来れば楽勝っぽかったし時間の関係でカット。最深部のボス部屋へ。ボス部屋は、梯子を登ってちょっと通路の奥の広間（扉はない）にいた。ボス部屋自体はもっと奥が有ってひょうたん型をしていたのだが、わしが偵察に行ったときにruwind氏（DM）が通路から見えるトコにボス（Warmage）と護衛（ファイアージャイアント）を配置した。
わしが、「直衛のファイアージャイアントはFB効かないだろうし、どーしよっかー？」と言うと、坪倉くんが「このレベルだとスペルキャスターの方がヤバいから、ジャイアントはあとで倒すとしてまずは最大火力でスペルキャスター殺りましょう」
はっ！わし大事なコト忘れてたよ！昔から散々「敵にいる魔術師は最初に殺せ！」とか言ってたのになぁ〜（反省
で、ハーヴェイ隊長の指示で再度重砲支援命令！ボス瞬殺（笑）「おとなしくデッキに手を置いてサレンダーするんだなっ！*5」ってコトで終了〜*6
と、言うわけで「3.5eお試し企画」は至って普通のD&D3eでした（ばき
やっぱ、「レンジャーとかバードとか強化されたと噂のクラスでやるべきだったなぁ〜」って言うのはあるものの、実にTRPGらしいと言うべきDMの誤算に満ちた楽しい１日でした（笑
