巡回ルートのblog「QS日誌。(id:seri0219)」で、「SFとラノベ両方イケる人にお薦め」みたいなことを書いてあったのでちょっと興味が出て購入。富士見ミステリーと言えば、ミステリ板どころか?ラノベ板でも地雷扱いの地雷の王様(笑)いろんな意味で興味津々。
もっとも、作者の「小林めぐみ」は富士見ファンタジアでもSF筋の人でも面白いと聞いたことがある(ような気がした(^^;)ので、そんなに不安は無かった。
結果、これは面白いです。わしの分類では「絶句」とか書いてた頃の*1新井素子風味で、日常SFと言うか、不条理SFと言うか(笑)まーあーいうノリが嫌いじゃ無ければお薦めです。
最近の富士見ミステリーは、帯にでっかくL・O・V・E!とか書いてあって、買うのに凄く抵抗は有りますが、このわしを信じなさい!!(ばき
ちなみに、今月の新刊で2巻も発売されたのだけど、発売日直後にも関わらず探し回りましたよー。最初は、初版の数が少ないのかとも思ったんだけど、bk1の週間文庫ランキングで、「灼眼のシャナ」「キノの旅」「我が家のお稲荷さま。」「グインサーガ」の強豪に続いて5位だったので、結構売れてるのかも……?