マルドゥック・スクランブルは、昨年の春頃だったか1冊目(この圧縮)が出た時に、すぐ買って読んだのだが、その時はSF強化月間が来なかったのか?(笑)50ページほどで投げてしまった。
一応、このシリーズ(?)は3冊で、まだ1冊読み終わっただけなんで、確実では無いがジャンル分けするならばサイバーパンクに入ると思う。にも関わらず、先月ミステリチャンネル(CS)でやってた昨年出版されたミステリベスト10みたいな番組で上位に入っていた……
ミステリチャンネルでは、評論家とか作家を呼んで、今月発売のミステリを紹介するような番組が有って、ここでの評価を聞いていると、ミステリとしてよりはむしろエンターテイメント性重視な傾向があるので、微妙ではあったし、強く推してるのが大森望だったし(笑)まーあんまり期待はしていなかったのだが、読んでみることにした。
話は、車ごと焼死させられそうになったところを助けられた少女が、「マルドゥック・スクランブル-09」と呼ばれる「非常事態において、法的に禁止された科学技術の使用が許される」法令を使って力を手に入れる所から始まる。
少女は、「電子攪拌(スナーク)」と呼ばれる電子機器操作能力ほかいくつかの能力を与えられ、彼女を殺そうとした男の罪を立証する間身を守る力と相棒を手に入れた。しかし、この「圧縮」の後半で、お約束通り(笑)パワーに溺れたりする。
まだ、先の展開がちょっと読めないし、話が進み始めたら結構面白いので、続きを読んでみようと思う。
しかし、これのどこがミステリなんだ?ヽ(´ー`)ノ
まー最近の本って分類が難しいのが多いし、ミステリはサスペンスも入ることが多いからなぁ(^^;;