D&D4e 赤箱やったぜ!/ダンジョンズ&ドラゴンズ 第4版 スターター・セット - ROLLING DOWN
昨日ちらっとは書いたけど言葉不足な気がしたので、ちょっと真面目にまとめてみる。コンポーネントは良いと思うし、せっかく今までD&D4eに触れてなかった人たちが結構注目している様なので、自分なりに問題点/対策案をまとめてみたいと思う。
個人的にはD&D4eは今一番オススメできるTRPGなので、これから…特にD&D4e未経験者相手にDMしようと思っている人の参考になると良いかなぁー(^^;;
当日のメンツは、DM(わし)を含めて5名。全員D&D4eのDM経験者、うち3名は現在進行形でキャンペーンのDMをしてる。また国産ゲーム(FEARとかの)もやると言う感じ。ネガティブなことを垂れ流すタイプのメンツではなかったのだが、それでもテンションだだ落ちだったのは見てて分かった(^^;
以下、盛大にネタバレなんでPL予定の人は読まない方がいいかも?あと、スターター・セットの中身見られることを想定して書いています。
キャラメイク/1.5hほど
プレイヤーの書に従い若干駆け足ぎみではあるあ、全員のキャラメイクを行った。
プレイヤーの書を見れば分かるのだが、キャラメイクに於ける選択肢はそれほどなくて、みんな大好きビルド論(?)とかは発生する余地が非常に少ない。また、全員に「これって新規参入者向けでしょ?*1」って意識が有ったので、わりとイメージ重視でクラスと種族を決定した。まークラス用も種族用もパワーカードが1組ずつしかないので、被りは禁止しました。
と、言うわけで
種族・クラス | 命中 | AC | HP | 特記 |
---|---|---|---|---|
ハーフリング・ファイター | +7 | 17 | 34 | グレートソード/《追加hp》 |
ドワーフ・クレリック | +6 | 18 | 27 | |
ヒューマン・ウィザード | +4 | 14 | 22 | |
エルフ・ローグ | +7 | 16 | 25 | 《移動時の守り》 |
と言う構成。ハーフリングが若干割食った感はあるけど、まーなんとかなるだろ?的なw
シナリオ/ねじれた迷宮 5遭遇で4.5hほど
時間の関係もあって実際に行った遭遇は以下の通り。(ページ数はダンジョンマスターの書)
はじめての遭遇 p4
遭遇2:祈りの間(技能チャレンジ:ドラゴンと話をする) p24
遭遇4:試練の間 p30 全滅><
遭遇6:倉庫 p34
遭遇7:ウィザードの研究室 p36 全滅><
「そーいや、ファイターにマークないの?」とか言いながら開始。この時の僕等はまだこの先に訪れるあの惨劇(ry
- はじめての遭遇 p4
遭遇レベルも1と適正。ゴブリン、ウルフ共に戦術的優位を得るとダメージダイスが増えるのだが、それでもまだこの辺は余裕な感じ。ただ、若干防御値は高いかなと言う印象(ゴブリンAC15/ウルフAC16)
- 遭遇2:祈りの間(技能チャレンジ:ドラゴンと話をする) p24
折角ドラゴンがいるので出してみよう企画。
いきなりコボルドに喧嘩売ると戦闘開始なんだが、普通に話しかけてドラゴンとお話モードに移行。ただ、この技能チャレンジがリアルリアリティ満載な発想で、ドラゴンに対してなにか発言するたびに<交渉>振れとかいいやがる(難易度は8と低いのだが)結果面倒なんですっ飛ばしたけど、まーDMする前にちゃんと読んでおこうな!って話(^^;;
戦闘は結果的にしなかったのだが、単独とは言えこのドラゴン1Lv暴れ役でダメージ1d12+6&5冷気ダメとかおかしーよ!PCのhpが20-30くらいなのに期待値1撃でhp半分〜2/3とか……
- 遭遇4:試練の間 p30 全滅><
チェス板状の部屋で、チェスのコマっぽい動きをする敵と戦う遭遇。部屋に侵入する時に通ったマスでPC側も決まった動き(ナイトorビショップ)しか出来なくなりルールを破ると罰としてダメージを喰らう。ただ、このダメージもhpに対して5と大きいので、コマの動かし方に気がつくまではわりとストレスになる。今回は、ヒロベが早々に気がついてよかった。
あと、この辺から命中+7/ダメージ2d6+6なんて敵が出てくる。動きに制限があるからってことなんだろうが、命中も高いので、当たるわダメージでかいわで大変だった。個人的に回復力1回分を越えるダメージを与える敵は慎重に扱うべきだと思う。
- 遭遇6:倉庫 p34
中ボスのバグベアを交えての4戦目。AC16/命中+9/ダメージ2d8+6(戦術的優位あると3d8+6)とかダメすぎる。戦術的優位と言う条件はあるものの。一撃即死コースの敵とかダメすぎるよ……。
- 遭遇7:ウィザードの研究室 p36 全滅><
あとで思ったんだけど、この遭遇って遭遇レベル5なんだけど、p44の遭遇の作り方を見ると
〜パーティレベルと同じ、あるいは1レベル高いレベルの遭遇というものが、こうした標準的な難しさの範囲にあてはまる。
君は遭遇レベルをパーティのレベルから2〜3上げてより困難なものにすることも、1〜2下げて簡単なものにすることもできる。〜
+4レベルじゃねぇーかYO!
それはさておきw
この遭遇もやはり高命中/高ダメージばかりそのうえACも高い敵がPCよりたくさん出てくる(もちろんレベルも上)。この遭遇では、巨体のゾンビが特に猛威を振るって命中+9/ダメージ2d12+2その上、ボスのオーラ3の範囲にいるPCは自動でアンデッドに対して戦術的優位を与える。つまり命中+11なんだよね。部屋は8x10なんだけど障害物も多く実質6x7くらいだから……あとは、ボスの再チャージの範囲攻撃が再チャージしまくったのも敗因の1つかなぁー?
1番雑魚っぽいスケルトンですら3レベル兵士役でAC19ってのも地味にきついね!
提案
そんな訳で実際にやったわしからの提案としては、モンスターの命中を-1しよう。あと出来たらダメージダイスを常時2個振るのは1個にしよう。固定値を下げるのもいいかもしれないけど、まー事故起きそうでちょっと不安。このパッケージではファイターがマーク能力(ターゲットした目標がファイター以外を目標に攻撃すると命中-2)を持っていないのも地味につらい原因じゃないかと思うので命中-2でもいいかもしれない。
また、ボス級はともかく子分に命中で12出さないと当たらないのは、つらいので遭遇7のスケルトンは数を減らすかAC-2or-3くらいで良いんじゃないかなー?
*1:赤箱世代の出戻り含む