アリアンロッドRPGトラベルガイド (富士見ドラゴンブック)
- 作者: F.E.A.R.,菊池たけし,佐々木あかね
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2006/01/20
- メディア: 文庫
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ウェブ上で話題になるのはもっぱら追加クラスなんだけど*1、これはワールドガイドの部分こそ評価される本だと思う。
全体の構成としては国ごとに章分けされていて、気候、NPC、主要な場所、主要都市がまとめられている。場所には簡単な説明、街は街の中の主要な建物の説明がかかれていてどれもシナリオフックに使えそうな感じで非常に良い本だと思った。
FRCS*2っぽい都市データもあるし*3、FRの地域本に近いなんて話もあったが、ちょっとこういう本は見たことがない。あえて言うならコンシューマーとかPCゲームのRPGの解説本に近いかな?国全体についてはあまり細かくなくて、街だけやたら細かくて、シナリオフックをよくあるイベントとかクエストの解説だと思うとかなり近い。
アリアンロッドについては、システム的な興味はほとんど無いのだけれど、こういう本があるとエディングスが書くような『諸国漫遊キャンペーン』とかやりたくなるよねー(^^)*4アリアンロッドも低レベルから地味にやるには良いかもしれんなぁーま、わしの周りは年寄りばっかだし需要無いけどね。
個人的には、貿易ルールが有ったら面白いだろうなぁーと思うが、アリアンロッドのギルドの設定考えるとPCが自分で貿易する事はないだろうな(^^;
あと1つだけ、せっかく縮尺の入った地図が付いたんだから、1日に進める距離の目安くらいは書くと良いと思う。D厨的には『街道沿いなら馬で1日40〜50kmってとこじゃない?』とか思うけど多分、アリアンロッドのルールだとシーン制だし移動距離のルールないよね?
と、思ったらp290のコラムにあった!!
スゲー!ちょっとFEARを見くびってました(^^;;
特に、今までこの手の本読んだこと無い若いゲーマーに読んで欲しいなぁ〜。