《ソノラマ文庫 Monthly Hotline》 vol.53

 笹本の新刊は来月に延期らしーよん。


●2:『現状報告』/笹本祐一===============================================

 笹本は現在、種子島で打ち上げ予定のH-IIA8号機の打ち上げにも行かず、また内之浦で打ち上げ予定の小型実験ロケットS310の打ち上げにも行かず、雪に閉ざされた札幌の自宅でエリアルの新作を執筆中であります。
 だって二月にも打ち上げあるからいーんだもん。二月の打ち上げなんかH2A9号機とMVロケット6号機が中二日だけで次々と打ち上げられる予定になってるから、そっちでいーんだもん。
 もちろん、一月先とは言ってもその予定がどうなるかなんてのはその時になってみないとわからないわけですが。

 そういうわけで、笹本はひたすらエリアルは全然出てこない、多分地球人なんか一人も出てこないARIEL番外編の新作、「家出艦長の里帰り」を作っております。
 前回の続きになる前半部分の舞台は、ハウザー艦長が十年ぶりに帰ってきた故郷の星、ソノート星系第三惑星アルビオロンです。なんて、すらすら書いてるように見えますが、成り行きまかせのいーかげんな作者がハウザーや姉ちゃんたちが生まれ育った惑星がどんな歴史と気候風土を持ってるかなんてあらかじめ設定してあるわけがありません。えーありませんとも、やってたって忘れてるんだし。
 とはいえ、今までの話の中にちらっとでも書いてあるかも知れないから、一応の検索はかけたり、伯爵領って設定は覚えてるから営業形態を考えてみたり、時々ハウザー家の人々の言葉の端々に現われる実家を示す言葉、「お城」からその形状や住人を紡ぎ出しております。執事は必要だろう。執事といえば名前はセバスチャンしかあるまい。
 そして、ダイアナ、シンシア、アバルト、シェラの母であり艦隊司令の妻である伯爵夫人もやっと本編に登場、やっと帰ってきた家出息子と感動の再会シーンを演じております。
 やっと母親との再会を果たした家出艦長の前には、これから更なる困難が次から次へと立ち塞がり、行く手を妨害する予定です。ハウザー艦長は無事エンディングに辿り着けるでしょうか、笹本はいつになったら本編を書き上げるのでしょうか。

 では、これからの展開をお楽しみに。(いーのかそんな他人事みたいで)


「画像は『PHANTASY STAR ONLINE 2』クローズドβテストにおいて撮影された実機画像です。
開発中のため、正式版とは異なる内容であり、今後改良される可能性があります。」

『PHANTASY STAR ONLINE 2』公式サイト
http://pso2.jp/
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