ゲームってもんは、とりあえずやってみないとよく分からないので(笑)適当に声を掛けて早速やってみることにした。うぃんぐ氏が「15日なら参加したい」と言うので、その日に決定。あとで、冷静に考えると「高須が上京&ワースブレイド」なので、シミュ研動けず、15日はコミケなのでダメチームも動けず(そもそも乗りそうもないけど(^^;;)、結果深刻な人員不足。
最終的に、当日雨が降っていたため友人に付き合ってコミケに行く予定だったらしい坪倉くんが「雨の中付き合ってコミケで並ぶなんてばかばかしい」とこっちに来たので、なんとかPC3名確保。
以下、付属シナリオのネタバレ含みます。
絶対主義ローマ帝国 初プレイなので、付属のシナリオ「花冠の戴冠式」をやる。最大部屋数が9の このゲームにおいて、部屋数わずか3と楽勝な気配バリバリだったので、 シナリオの大雑把な流れのみ確認した状態で、特になにも考えずに1人1キャラで開始。 最初の部屋でパーティ損耗率66%(笑) そのときやっと思い出しましたよ(?)そう、これは河嶋 陶一朗のゲームだった。 既に、初戦でマンチ心を取り戻した我々は、即座に「ホルン3世(うぃんぐ氏)の 絶対主義ローマ帝国の滅亡を決定。よりマンチに、そしてより戦闘力のある戦闘国家 の建国を誓うのであった!! ちなみに、ホルン3世の在位期間は1時間半でした(笑
独立座間土候国 さて、何事も無かったかのように、戦闘国家として新たに建国されたのが 「独立座間土候国」である。ランドメイカーは以下の通り 国王/( ):”さわらぬ神にたたりなしの”ペルセウス(ruwind氏) 神官/( ):”( )”シッダルタ(うぃんぐ氏) 騎士/処刑人:”毒をもって毒を制す”ホルン(坪倉くん) 国教:真・仏教(16ビートのお経で教えを!) さて、気を取り直して新国家「独立座間土候国」を建国(名前イマイチ) もう3時間前の我々とは違うので(笑)無事迷宮を突破し終了フェイズまで 辿り着くための編成を行う。そう、最早キャラメイクではなく部隊編成(w そして、アタッカー型国王と騎士、支援オンリーの神官って構成で再度 「森の部屋(ダンジョン)」へゴー! 1つ目の部屋は、一度全滅しかけて敵は分かっているので、まー楽勝……大喰らいの 【ほんわか】さえ無ければ(笑) 一度目は、この特殊能力使うの忘れていたのだが(^^;;; これで、折角決めた警戒度を落とす。正直、コンベンションのダンジョンでいきなり 警戒度落とされたら、「いくらなんでもやりすぎだろー(^^;;;;」と思う かもしれないが、これは公式シナリオっ!つまり、「やりすぎ」なんじゃなくて、 これこそが「通常(正常)」なのだっ!(笑 そうと分かれば、もーいつも通りのD&Dモードでやるしかない。当然、使える 特殊能力は使うし、組み合わせだって考える。幸い(?)モンスターデータには 「性格」と言うモンスターが行動決定する際、どういう思考で行動するかの指針が あるので、もーやりたい放題。 結果2部屋で、消耗が激しくボス部屋へ行くにはつらい土候国の面々は、警戒度が 低いためにキャンプが張れず、警戒度を上げつつ2ラウンドすでに制覇したマップを 移動。警戒度は無事上がったのだが……ランダムエンカウント発生(笑) エンカウントの「二面人」の【不思議な薬】の効果で、小鬼の回避が12 (2d6で決めるんだけど(w))になり苦戦(^^;;;その後、順当にキャンプで 回復し、やっとボス部屋へ ボス部屋は、巨鬼x2、赤頭巾x5、小鬼x10の計17体と言う大部隊。「ちょっと きついかなぁ〜?」と思ったけどやってみると、ちょっとどころか全滅(あれ? いくらなんでも、このバランスはないよなーと思って、よーくシナリオを 見てみると…… 4〜6人用シナリオでした(ばき そりゃー、いくらなんでも3人じゃつらいよなー、いやよく3人でここまで 来られたな(^^;;ってーな訳で、1人2PCだと楽すぎちゃいそうなので、 急遽敵を減らす。手数の多さが主原因なので、ボス格の巨鬼は減らさず、 巨鬼x2、赤頭巾x2、小鬼x6とした。 かなり苦戦はしたものの、ようやく付属シナリオ突破(笑)特に、日頃FEARの トループ扱いのザコしか見たことのないruwind氏には、ザコ(小鬼)の脅威と この手のハック&スラッシュがかなり新鮮だったようでかなり好印象であった(^^ ようやく念願の終了フェイズに(笑) 王国変動表で敵国に襲われたりもしたが、なんとか王国は維持。もっとも、ここで 予想外の事態がっ!収入が少ないのだ(;_;)変動表の結果で、領地が格安で 得られる機会が有るにも関わらず、その金額に予算が足りず断念。理由は、国王の [魅力]が低くて《配下》が少ないため予算も少ないのだ(^^;; と言う訳で、予算4MGで温泉を設置したものの内政能力を疑問視された国王は いずれ……(笑
そんな訳で「迷宮キングダム」は結構遊べると思います。ネタもファンタジーでかつ「国産TRPGでは初ではなかろうか?」と言う領地運営も出来てキャッチーなゲームになっていると思います。
しかし、流石(?)サタスペのデザイナーの作品。中身は、ハック&スラッシュでデッドリー。しかも、サタスペと同じで表に振り回されるイベントの数々。と、プレイヤーを非常に選ぶゲームになっている(^^;;;
また、領地運営ルールのせいで、単発セッションでは楽しさ半減なので、コンベンションではイマイチ楽しめないことが予想されるため、「迷宮キングダムでキャンペーンをやってみよう」って極々限られたプレイグループでのみ生き残るんじゃなかろうか(^^;;
あとは、オープンキャンペーンっぽく王国の管理をGMがやって続ければ、PLは入れ替わりでも出来るのかな?
おまけ:
後日、p95「脅威の配置」でトラップとモンスターの配置を行う時の指針を発見(^^;;それによると、マップの支配者(つまりボス)の部屋に配置するモンスターのレベルの合計は[(宮廷の人数+宮廷の平均レベル)x5]以下が適正となっている。今回のPCは1LVが3名で適正は20Lv分。わしが適当に減らした後のモンスターLvの合計が丁度20Lv!?
このオレサマのバランス感覚に感動しても良いぞ(ばき>参加者