ハルヒの新刊。4冊目で3冊目の長編。
長編ハルヒは、2冊目が1冊目と同じパターンで、長編のくせに内容が無かったので、ほとんど期待しないで読んだ。しかし、予想に反して面白かった。
いつもの、「ハルヒが退屈になって変な事件が起きて、それを解決しつつハルヒの退屈を収める」ってパターンをやめることに成功しているのが、高評価の理由。
同じ手口を2度使っても面白くないが、こういう変化球はたまにやると良い。
もっとも、わずか4冊目で変化球を出さねばならないほど、ハルヒの物語のパターンは少ないのかもしれない(^^;;それでも、安易に新キャラ出さずにやっているのは良いです。
そうそう、冒頭で「キョンと古泉がTRPGやってる」ってシーンがあるんだが、どうもサシでやってるっぽい(他のメンツ考えると仕方がない(苦笑))。で、それは良いとして、途中のページで、「古泉とのゲームは佳境で中断している。あのまま進めば勝っていただろうから、俺は百円損したことになる」って記述がある。おーい、勝つってなんだよー(笑
やっぱ、パーティ全滅させれば勝ちなんだろうか?(笑