シロマサと言えば、青心社なんていうクトゥルーを出してるマイナーな出版社から漫画を出してるマイナーな作家のはずなのだが、なぜか昔からその筋(?)の人たちには大人気だった。個人的にはシロマサの漫画は、情報量ばかり多くて苦手なんだが、逆にその辺もオタ心をくすぐるのだろう(笑)
そんな訳で、アップルシード……原作持ってるけど内容覚えてません(笑)もしかすると4巻まで読んでない可能性すらある(^^;;;
でもまあ、予告で3DCGにあまり違和感無かったし、単発の映画で観客おいてけぼりも無いだろうと見に行った。
3DCGに関しては、最初目が慣れるのにちょっと掛かるのと、案外目が疲れることを除けば、非常に良い。特に、メカは元々CGにし易いのも有るのだろうが良かった。ただ、人(含むバイオロイド)は気になると言えば気になる。
それでも、ランドメイト(パワードスーツみたいなもんか?)の戦闘とか、多脚砲台とかは一見の価値以上のものがあるだろう。多脚砲台 vs ランドメイト'sとか見てると、「ソロモンのビグザム戦とかCGでやったらすげーかもー」とか、ランドメイトが高速で移動しながら戦闘してるとこ見ると「CGでAT*1やってくれんかなー」とか思う出来(?)
ストーリーは、分かり易いし別にシロマサマニアじゃなくても面白いと思う。ただ、「アップルシードってこんな話だっけ?」ってすげー疑問が湧いたんで、一緒に行った鯛足烏賊氏に聞いたところ「全然違う」との返事。やっぱな(笑)でも、どーせ完結してない(よね?(^^;;)漫画だし、単発映画のシナリオとしては巧くやったんじゃなかろうか。
あと、スタッフロールに「モーションアクト」「フェイシャル」って項目が有って、おー3Dだからそんな仕事もあるんだーってのがちょっと新鮮でした。