SF強化週間が近そうだなぁ〜と思っていたんだが、どうも勘違いだったらしい……これは、むしろエセSF強化週間と言うか、ラノベ強化週間SF編と言うか、まーそんなものっぽい(笑
そんな訳で、マッドな学者が作ったハイテク取り合い近未来版みたいな感じの9Sを読んでみた。内容は、ありがち特殊能力ものにありがちなアクションものの要素も入れつつ、怪しげな組織同士の戦いとかなんだが、突然特殊能力持ってますみたいな人がほぼゼロで、超人の代わりに出てくるのがハイテク製品(一品もの)使いなのがちょっと珍しい。
あとは、そのハイテク製品の説明が、インチキ臭いけどちゃんとしてあるのも悪くない。ここ数ヶ月で読んだ本では、野尻抱介のクレギオン、冲方丁のマルドゥック・スクランブルの次にお気に入りかもしれん。
有る程度は読めたけどBOSSの正体がちょっと捻ってあったのと、最後付近の戦闘で主人公の行動がちょっと予想外だったのが、一番の理由かなぁ〜?
べ、べ、別に主人公の妹(権力者の家系のナンバー2で、兄(主人公)にだけやさしい(っぽい))が気に入ったからじゃないですよ?(((((((((^^;