ダメな人たちのダブルクロス 第2回:DoubleCross:PL(沢渡芹香)

GM:みったん
複数のネタ振りとか、シナリオの構造を1vs1じゃなくて、複数のグループによるバトルロイヤルにするのは見事なのだが……
八重月 衛一(ノイマン/モルフェウス)常緑氏
今回の主役。常緑は、前回のおためし企画でダブルクロスの痛さを認識して、主役から逃げやすい無難なキャラクターを構築したのだが、ダブルクロスにはロイスって言う弱点が用意されているのであっさり主役に(笑)多分、しぶい先生を狙っていたと思われるが、みったんの攻撃であっさり「親バカキャラ」に転落。
来栖 美卯(ブラムストーカー/ノイマン)笑い兎氏
今回のMVP。最初は、ただのイタイキャラクターかと思っていたが、NWの時と違って絡みやすく設計されている。その上、初回でみったんが来栖に「学校のアイドル」、そして所属している古武術同好会に「光画部」って記号を付けたために、一気にキャラクターができあがった。結果としては、みったんとにゃんぴの共同創造物だが、キャンペーン的には得難い主役を手に入れたと言えよう。
星 凛(ソラリス/オルクス)高須
高須は、いつもの「無口な戦闘機械」系ではなく、関西弁(どーも京都なまりっぽく聞こえたけど(w))で新聞部ってベタベタの記号を2つ持ってきた(笑)それ自体は問題が無いのだが……相変わらずの無茶っぷりで”あの”嵯峨居を思い出すのがなんとも不安である……
水城 光(エンジェルハイロゥ/エンジェルハイロゥ)けろたん
けろたんのデータじゃなくて、キャラクターの人となりからキャラクターを構築する方法は評価するが、行きすぎると「てめぇーは、自キャラ萌えSSでも書いてろ!」ってーな話になる。今回に付いては、PLは比較的歩み寄ろうとするのが見えるのだが、如何せんキャラクターの設定が閉じすぎている。事前にそれが分かっていれば主役にして巻き込むって手も使えるのだが、土壇場で閉じてるのが分かると非常に困る(^^;
沢渡 芹香(エグザイル/サラマンダー)が〜じる
久々のねぇーちゃんキャラ……もっとにゃんぴを見習って、イタさを楽しさに変えないとダメだよなぁ(笑)ちなみに、語り口調が定まらず非常にやりにくい……今後の課題だなぁ

 ダブルクロスは、わしも含めて初めてのシステムだし、言い出しっぺなんで「しゃーない最初はわしがGMやるかーヽ(´ー`)ノ」と諦めていたのだが、某所でみったんが「ダブルクロスならGM出来ます」発言をしたらしーので、速攻でGMを押しつけた(笑

 で、当日。
 まず、ハンドアウトで来栖ハイパー化!?(学校のアイドル化)、そして胡散臭い設定だった「古武術同好会」を光画部(より正確に言うならばSOS団*1なのかもしれず)化、とどめに今回の主役と思われる八重月先生の弱点(娘の美雪。同然ロイス)が古武術同好会に入り浸っていることにしてあっという間に、PC間の関係を増強。ドタバタ(バカ話)を続けているうちに、来栖美卯(みう)は困ると「みゅー」と鳴く(泣く?)ことになっていた(笑

 一瞬、「ダブルクロスはそんなノリでいいのか?」との疑問がよぎったが、なんのことはない、あえてダメなメンツを集めたこの企画これこそが有るべき姿なのだろう(ばき

 シナリオは、みったん得意の欺瞞情報満載かつ、公式シナリオでありがちな「FHvsUGN」の構造を破壊するためなのか?第3勢力の介入で混沌としてくる。
 ミドル・フェイズに入って、情報の共有化とPCが全員味方で有ることの確認をするために多少動いてみるが、足枷(わしのロイスである妹:松岡桃香)のために少々動きづらい。そこで、しばらく放置して様子を見てると、星と水城がうごかねぇーヽ(´ー`)ノより正確には、単独でしか動かずに情報の共有をしようとしない(^^;;

 でも、まあ初回としては巧くやった方だろう。「一回やってみないと感じ掴めないんじゃない?」と主張したわしの感想は「正解だった」だけど他の参加者はどうだろう?少なくともわしは、各PCの行動パターンとか記号化(?)でかなりやりやすくなった。

 反省点は、わしのキャラクター構築能力の低さなんだが、どうしたものやら……ヽ(´ー`)ノやっぱねぇーちゃんはやりずれー

 あと、みったんには無条件で拍手したいところだが、気になったことをいくつか書き出しておく。が〜じるウザーとか思ったら読み飛ばすように(w


1.ターゲットが多すぎてPCグループをまとめられない
  PCをバラバラにしたいのなら意図通りなのだが、FEARのゲームはクライマックス・フェイズ(通常1回しかない)には全員揃えるべきだろう。そういう意味では、ミドル・フェイズで、ターゲットをハッキリさせる必要があると思う。
 単に情報収集不足だった可能性は十分にあるが、どーもみったんの言動から推測すると、誘拐されるターゲットは情報収集では確定できなかったような気がする。

2.所詮はパワーゲーマーなPLが多いことを忘れちゃいけない(笑)
 パワーゲーマーたる者、戦闘の機会が与えられれば戦闘するものである(ばき)よって、水城(けろたん)とシナリオロイスのりそな(だっけ?)の接触は戦闘処理すべきではなく、エンディングで演出で片づけた方が良かっただろう。
 また、水城のシナリオロイスをタイタス化させたかったのなら、エンディングでラスボス戦前に処理すべきだったと思う。


などと、偉そうに書いてはいるが、自分がマスターじゃあんなシナリオは作れないので素直に「惜しみない拍手を送ろう@伊吹(w」
 そうそう、重要なこと忘れてた、みったんのシナリオやって思いました……

「GM的にもPL的にもこんなシナリオでいいんだー(ばき」

*1:涼宮ハルヒシリーズ


「画像は『PHANTASY STAR ONLINE 2』クローズドβテストにおいて撮影された実機画像です。
開発中のため、正式版とは異なる内容であり、今後改良される可能性があります。」

『PHANTASY STAR ONLINE 2』公式サイト
http://pso2.jp/
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