川崎の方*1から『早く書けー電波』が飛んでる気がするので書いてみた。
シナリオクラフト
基本的には、p40からのシナリオクラフトのルールに従う。『●GMがいない場合』に則り、GMが必要な場合は村７がそれを行うと言うことでスタートしたが、実際には村７とヒロベ氏がメインでみんなで回した感じ。実際回した印象としては、戦闘の場合、敵（GM）役とPCが同じ人でやると楽しくないので（苦笑）敵のダイスロールはメジャーアクションを行う右隣のPLがやるとか決めておくと良いかも知れない。
さてゲームスタート。
ルールブックを持っているのが４人中２人、またアルシャード初めてって人間もいたので、ハンドアウトテンプレートはランダムで決定し、それに合わせてキャラクターを作成。が、作成が終わってみるとホワイトメイジがいなくて大惨事だったので、多少の調整は必要かも（笑
あと、キャラクターは多少レベル有った方が面白いんじゃない？って言うので5Lvで作成。BOSSは結構強かったのだが、Lvを上げたせいなのか元々強いのかは不明（多分元々強い）。
シナリオ
ダイスロールの結果
ストーリーパターンチャート：怪獣撃退戦
ボスキャラクターチャート：古代兵器
グランドオープニングはロールの結果
『人を喰らう翼竜の姿をした』怪獣が『ムント高地』に出現し、破壊の限りをつくし、『周囲のリアクターを停止させた』後、ウィンカスターへと向かっている。
（『』内がロールの結果）
ことになる。オープニングではやはり『やられ役』が必要との暗黙の了解からみんなのアイドル（笑）『ゾンバルト将軍』が登場。私欲のために怪獣を手に入れようとして飛空艇の艦隊は壊滅。怪獣映画にやられ役の自衛隊は必要ｗ
PC番号は、2d6で数字の高い人から配置。PC1の村７は年齢をティーンエイジャーに変更（笑）*2
PC1：”帰ってきた”ケルツェン・ハルター 17歳♂ 村７（id:muratti） エイリアス3／エレメンタラー1／ソーサラー1（No.19 黒十字軍）
アルフレッド枢機卿（だっけ？）子飼い。黒十字軍と言うのは真帝国のと言うよりはアルフレッド配下のニンジャみたいなもんなのか？
立ち位置的には、ゾンバルトの西部方面軍が壊滅してウィンカスターに向かっている怪獣をなんとかするヒーロー。エイリアスだからか？ツンデレの幼なじみとかは出なかったｗ
PC2：”運命”ステイナ・フェーデン 年齢不詳 アルフ♂ ヒロベ氏 アルフ3／スカウト1／サムライ1（No.2 闇の刃）
シモーヌ・イグナチェフの懐刀いや”闇の刃”。
ウィンカスターで毎夜行われるパーティにシモーヌと共に参加したところで乱入してきた「けろたんのPCヴァルキリーの制作者だと言うことを思い出す」とか言い始める（笑）今日のテーマは「記憶をなくしている神」プレイらしいｗ
もちろん、データもカンペキ（笑）光剣と闇剣（共にライトセーバーｗ）二刀流でいい気になりますＹＯ！
PC3：”天使”フルメン 年齢不詳 ヴァルキリーけろたん（id:kerofin） ゾルダート3／スカウト1／ヴァルキリー1（No.18 皇帝の剣）
マクシミリアン枢機卿*3の部下。「マクシミリアン枢機卿って誰？」って経験者どもも言うのでNPCの説明を読むとダメダメっぽい人なのに、アルフレッド枢機卿を敵視してるので途端に三下テンプレートを載せられる（笑）
立ち位置的には、PC1がアルフレッドの命令で怪獣のトコへ行ったのを嗅ぎ付けたマクシミリアンが「アルフレッドより先にアレを捕らえるのだー！」とか言われて出掛けて来た人。中身は、マリア*4っぽい人。
PC4：”ハイウェイスター”ツェッペリン ドヴェルグ わし ドヴェルグ3／エレメンタラー2（No.48 風読み）
念願の空賊ドワーフ。
どーやって人間の街を襲おうとしてる怪獣退治にからもうか困っていたら、ムント高地ってドヴェルグの本拠地だったー（笑）そこで、怪獣が現れた時にドヴェルグ秘蔵のお宝を巻き込んで移動してしまったので回収することにした。
導入イベント
怪獣の登場：怪獣はPC2の家族／友人だった
そこで、神プレイ発動。最初は「やっぱ体が大きいのは弟だよね」とか言っていたのだが、怪獣の設定を考えてるうちに
怪獣は、光学兵器タイプで超音波で攻撃する。リアクターが停止したのは、起動時に周囲のエネルギーを吸収してしまったからである。超音波の攻撃は、破壊音波と言うよりはまるで歌声のようである。
詳しくは『だめだ - ＲＰＧ自慢 敵の敵は味方ではない』を（笑
ということになる。そこで突然ステイナが『怪獣は自分の妹である』ことを思い出す*5（笑）大昔に、歌の上手い妹*6『バ＝ルコ*7』と言う名の妹がいて、この美しい歌声を世界中の人々に聞かせて”あげる”ために広域用通信衛星*8をムント高地にあったアルフ研究所で開発していた。が、実験設備が突如暴走、周囲のマナを吸収した通信衛星は奈落に巻き込まれた*9。ステイナ（偽名）は、研究員だったがその事故で記憶を亡くしたがそれを思い出した。
と、言う訳で怪獣の鳴き声は歌声なんだけど、音はこんな感じ「BARURUUUUUUN!*10」
などとやっている所ににオレサマ登場。
ホントは、お宝を奪われた（？）空賊の親分グラントに託されたちょーピーキーな高速飛空艇”ハイウェイスター*11”で、怪獣バ＝ルコに追い付くべくドヴェルグでも”風読み”の称号を持つ天才*12にしか扱いきれないムント高地からウィンカスターへ向かう気流”ハイウェイ”を使って進んでいたのだが……
ん？『合流パート』？（＾＾；；どーしよーと思ったら「ハイウェイに乗ったら高速移動できるけど途中で降りられないんですよー」とか誰かが言い出した！（笑）そんな訳で一番近いICはウィンカスター上空にｗ
で、ステイナが妹を思い出した所に出ようかと思ったら神*13が「その時ふと何かに気が付いて上を見上げる」とか言うので、オレサマ神に抵抗してｗ「じゃーワープアウトした時みたいに高速移動してきた物体が突然上空に姿を現す」とか主張。正直、厨領域に引っ張られてると思う（笑）
唯一、怪獣退治の理由が希薄なステイナは問題なくなったので、あとは見かけ上目的がコンフリクトしてる、ケルツェンとフルメンなんだが、ケルツェンは事件の収拾が目的、フルメンは（アルフレッドが欲しがってるとマクシミリアンが勝手に思ってる）怪獣を回収または、アルフレッドの手に渡さないのが目的なので、とりあえずみんなで怪獣を止めたり、ウィンカスターを守ったりするのを目的にしてイベントパートに入ることにする。
イベントパート
怪獣大破壊：鉄道列車／貨物船を引きちぎる
この知らせを聞いた我々は「怪獣の伝説を地元の老人から聞く（プライズチャート）」
が、「アルフ驚異の科学力の伝説知ってる老人ってだれだよー」ってなった所で、ウィンカスターだからWFSの”橙の”ティファナが知っていたことになる。ティファナ曰く、ステイナに「あなたにとって辛い選択をしいられるかもしれません」とか何でも知ってる面で、毒にも薬にもならない戯言を告げて終了（笑）が、プライズポイントは上昇（笑）きっと、何かのきっかけにはなったのだろう……（訳知り顔
怪獣大決闘：怪獣が別の怪獣と戦い、倒す
ムント高地からウィンカスターに向かっているバ＝ルコなので、超低空でアースメギン河を南下しているところで、河の主”リヴァーサーペント”と一騎打ちをすることに！
その間に、「怪獣は機械を極端に敵視している（プライズチャート）」コトが判明。全員ちょー納得（笑）そりゃー機械の実験中の事故で奈落に取り込まれて大暴れ中だからなぁー
NPC：マリエル
「マリエルかーどっやって介入させよう？」って言ってるところで神が電波を受信。
マリエル「西方で哀しい歌が聞こえる……」
そして「怪獣の詳細な目的地を知る（プライズチャート」が出たので、「事件の真相」表は無視して、「妹なんだからおにーちゃんトコに行こうとしてる」ってコトに。なーんだ、ステイナがいるからウィンカスターに向かってたのか（笑
ってーな訳で、昔「困ったことがあればおにーちゃんのトコに来なさい」とステイナが言っていたコトになる。
怪獣阻止作戦：エサによる誘導作戦
復活したゾンバルト（笑）が、「リアクターが停止したのは、怪獣がリアクターに呼ばれているからだ！」とか言って巨大すぎて使い道が無かったリアクター*14とやらを持ち出し、大型飛空艇でアースメギン河の西側の森で怪獣の進路を帝国と反対側に誘導すべくリアクターを起動！
が、
目的はステイナなので効果は無い → ゾンバルト逆ギレして更に出力上昇を命令 → 技術士官がこれ以上出力を上げると危険だと主張 → ゾンバルト出力用レバーをMAXまで押し込む → 制御不能 → ゾンバルト「ええい、早く制御を取り戻せ！」と言いつつ、制御室の出入りを封鎖して、逃亡「わ、わたしは本国へ報告のために戻る！」 → 巨大リアクター爆発 → 奈落拡大
ゾンバルト大人気だなぁーｗ
そーいやザコ戦をやってなかったので、プライズチャートは「サプライズチャートへ」を選択。
バ＝ルコの高周波（PCには聞こえない歌声）によって恍惚となり暴走を始めた「イェーガー I&II」と戦闘をすることに。わしらのパーティバランス悪すぎねぇ？（笑＜戦闘きつかった
クライマックスフェイズ：BOSS戦（古代兵器：光学兵器タイプ）PC Lv5
BOSSつよーい。そして、ステイナとツェッペリン死亡＿|￣|○
やはり、蘇生系加護がゼロはダメですな（＾＾；
FEARゲーなので古代兵器部分の暴走通信衛星を破壊出来たらコア部分で一部機械と同化してしまっていた（？）ルコ*15は助かる。が肉体は滅んでいる。そこで、コアを回収しエイリアス化して助けることをケルツェンが主張するが、フルメンは怪獣の一部であってもアルフレッドに渡るのは困るのでコンフリクト。ちなみに、PLのけろたんは、なんか言い訳を考えてくれと主張。
そこで、ヒロベ氏が「ステイナは最後の力を振り絞って、フルメルに妹を頼む」とか言おうとしたのだが、最終的には『最後の力を振り絞って、（フルメルの制作者であるステイナは）封印していた感情コントロールチップ*16を起動する』コトとした。
そして、ステイナの気持ちをくみ取ったフルメルは、「それはわたしには必要の無いモノです処分して下さい」とかなんとか言って、ケルツェンにコアを託しエンデイングへ。
エンディング
ツェッペリン：魂を吹き込まれた”ハイウェイ号”はドヴェルグのお宝を偶然引っかけたまま、ハイウェイに乗り奇跡的にドヴェルグ居留地へたどり着く。パイロットは不在のまま。
フルメン：ドクターカオスマクシミリアン枢機卿に事の顛末を都合良く話し、アルフレッド枢機卿の手には怪獣は渡らず破壊したと告げる。
ステイナ：破壊された奈落侵食通信衛星を中心に新たな奈落が広がり、それにステイナの肉体も飲み込まれ侵食される……闇剣は共に飲み込まれるが、光剣はエイリアス化したルコの元へ届く。
ケルツェン：アルフレッド枢機卿にコトの顛末を報告し、有能なる黒十字であるケルツェンの認めた人物のエイリアス化と言うことでルコのエイリアス化が認められる。
回してみた感想
こんな感じのシナリオになりました。
GMなし、シナリオなしでこれだけ回るのは大したもんだと思います。ただ、やはり通常のTRPG以上に悪意には弱いと思うのでメンツには注意。他のPLのアイデアを盛り込んでふくらます能力を持つ人が複数いると巧く回ると思います（今回だと特にヒロベ氏と村７）。あと、食事の時にちょっと話が出たのはいわゆる「お地蔵さん」が１人でもいると回らなくなる可能性は高いので、コンベンションでの運用はちょっとリスキーかな？
で、最後にやっぱ要所要所でセリフを言った方が、シーンを切ったりする時にやりやすいので、わしは足引っ張ったかもしれん。逆に言うとセリフを言いたい人が集まるともっと回るような気がした。
PS.カコイイセリフ入りのレポートは多分村７が書いてるので、そっちを参照（ばき
*1:http://tdj.cocolog-nifty.com/blog/
*2:ヒロインとか出なかったけどｗ詳しくは後述
*4:「いえす、どくたーかおす」って言いそうなｗ
*5:なんかの特技の効果っぽい。
*6:歌姫だから髪の色はピンクって言い出したのは誰だっけ？
*7:バル子とか書いてはいけないｗ
*8:最初は「空飛ぶ通信設備」とか言ってたｗ
*9:ムント高地の近くに奈落がある。むしろ奈落の原因か？
*10:ばるるぅぅぅぅぅぅん
*11:「なんか良い感じのタイトルの歌無かったっけ？」とか言ってみんなでやっと思い出したのだが、レッドツェッペリンじゃなくてディープパープルの歌だったような気がする（笑）でも、わしらロッカーじゃないので気にしなーいｗ
*12:「今、オマエに魂を吹き込んでやる！！」とか戯言言っておきましたよ？ｗ
*13:偉大なる厨の神”ヒロベ神”ｗ
*14:そんなの設計段階で気が付けよーｗ
*15:バ＝ルコだから
