RLの急用でN◎VAは中止。すでに会場近くに行ってしまっていたので、噂の新作ボードゲーム『ルーンバウンド』をやった。
簡単に言うと、邪悪なドラゴンが復活したんで英雄であるプレイヤーたちがバケモノ退治しつつレベルアップしてドラゴンを倒すってーな感じ。バケモノ倒すと経験値とか金とかが手に入ってレベルアップで能力値上げたり、アイテムで強化したりする。最終的にはボスドラゴンかザコドラゴン3体を倒した人が勝ち。
この『ルーンバウンド』、『タリスマン第2版』に似ていると言う話を聞いていたが、たしかに言いたい気持ちは分かる。ファンタジー調の世界で、1人1キャラ。特殊能力を持った英雄。etc.etc.でも、『ルーンバウンド』と『タリスマン』は別物説を挙げておこう。
まず、モンスターと戦闘する(含むイベント)ためには、難易度ごとに色分けされたポイントへ行かなければならない。『タリスマン』の場合単純なスゴロク型というよりは周回コースをぐるぐる回る訳だが、『ルーンバウンド』ではヘックスと地形の書かれたゲームボード上をダイスで進行を許された地形を好きに選んで移動できる。イベントで発生するのは「戦闘」「クエスト」「全体イベント」などで「クエスト」はカード文面に従い条件を満たすと主に良いことが発生する*1。「全体イベント」は、場に影響を与えるカードで「アイテムの値段が2倍」になったり、「街に入るのに判定が必要」になったりする。また、今日のルールでは「全体イベント」が発生すると、モンスターのpopポイントにモンスターがrepopしたりした。そもそもボード上のモンスターの初期配置数は決まっているのでrepopしないと好きな難易度のモンスターが枯渇したり、移動しやすい地形のモンスターが枯渇したりした。
と、ここまで書いて思ったんだが……
やっぱ、タリスマンに似てるかも?(笑
英雄の引き、移動のダイス目、イベントの引き……要するに運に左右される部分が非常によく似てるような気がしてきた(^^;一応、戦闘時の戦術、レベルアップ時の成長のさせ方なんかでプレイヤーのテクニックに依存する部分はあるが根っこの部分は「運ゲー」と言って良いだろう。要するにだね、「ディプロマシー」とか「シビライゼーション」みたいな運の要素が少ないゲームに比べて、ボドゲ畑じゃない人にも薦めやすい良いゲームだと思います。わしの中では「カタン」の位置が近いが、ファンタジー設定なんでTRPG畑の人も入りやすいんじゃないかなー?ま、初版は誤植があるらしーので直った頃に買ってもいいかもしれない(笑
http://tdj.cocolog-nifty.com/blog/2005/11/post_58ca.html
*1:お使いイベントでお金がもらえたり