西尾維新とか佐藤友哉*1なんかとよく並べて書かれる「滝本竜彦」のデビュー作が文庫に落ちたので、読んでみた。
えーと、わしが一番ダメなタイプかもしれん……
帯にも書いてあるが、たしかにコレは「青春小説」って分類されるものだろう。それ自体は(まあわしの趣味ではないけど)問題ない。だけどさー、作中で山本君と絵里ちゃんが戦ってる相手「チェーンソー男」の説明が無いのはどーいうこっちゃ?ヽ(´ー`)ノ
一応、現代もので、「なんだかよく分からないけど、ある日突然チェーンソー男の襲撃場所が分かるようになって、同時に反射神経がよくなった」とか言われてもなー……
で、オチが無い(いや青春小説としてはハッピーエンドなのか?)。
最後は、うやむやのうちに、今まで不死身だったチェーンソー男をバイクの特攻で倒し、山本君と絵里ちゃんはラブラブでハッピーエンドってヽ(´ー`)ノ
それとも、わしの読解力がねぇーだけなんかね?(苦笑
せめて、在り来たりだが「チェーンソー男は、絵里ちゃんの妄想の産物で、実は山本君には見えてなかった」とか少々強引だが「山本君の夢オチ」とか「コンピュータ、プログラム終了*2」とかな……なんでも良いから言い訳はして欲しい。なんちゅーかね、久々にエヴァを思い出したじゃよヽ(´ー`)ノ